ネパールトレッキング交通編②(国内線予約方法など)

前記事:ネパールトレッキング 交通編①(カトマンズへの道)

カトマンズからルクラ(ネパール国内線)>

・予約について

カトマンズ・ルクラ間の国内線は10人乗り程度のプロペラ機での有視界飛行となるため、運航状況は天気に大きく左右されます。また、午後になると天気が崩れることが多いため、基本的には午前中のみしか飛ばないと考えていたほうが良いです。そのため、ルクラに向かうトレッカーが皆、早朝の飛行機を予約しようとするので、競争率は高くなります。また、何日も欠航が続くと以前に乗れなかった人たちがどんどん滞留していくので、新規の予約は難しくなります。

このような理由で、よほど日程に余裕がある場合を除いて、ネパール国内線の予約は事前にしていくのが良いでしょう。 また、欠航リスクを考えて、国内線の出発日に関してもできれば予備日を1~2日程度取っておいたほうが良いと思います。

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ネパール国内線の予約方法はいくつか考えられます。 

 ①日本、カトマンズの両方に支店がある旅行代理店で予約する。

 日本国内で日本語で予約していけるので、一番楽な方法だと思います。また、欠航、時間変更などのトラブルも現地支店で日本語で対応してもらえることが多いです。ただし、航空券一枚当たり10~20ドル程度の手数料がかかります。

②航空会社のサイトで直接予約する。

Sita Air、Buddha Air、Sita Airなど国内線各社がオンライン予約サイトを持っています。英語での申し込みになりますが、決済はクレジットカードやペイパルでできます。予約に関する手数料はかかりませんが、現地でのトラブル等は自分で解決しなければなりません。

英語が通じるとは言っても、現地での航空会社とのやり取りはネパール語中心になるので得意でない人は厳しいかもしれません。

カトマンズ現地で予約する

タメル地区には旅行代理店が大量に軒を連ねているので、いろいろな店を比較したうえで予約できます。といっても外国人向け国内線の価格は各店ほぼ同じで、ディスカウントはほとんど期待できないと思っておいたほうが良いと思います。また、直前での予約は希望の日時が確保できないリスクもあります。旅行代理店でのやりとりは、英語で問題ありません。 

カトマンズで泊まる予定の宿で予約しておいてもらう

私たちが取った方法です。宿の予約時に空港からのピックアップに加えて国内線の手配も依頼しました。事前にパスポートのコピーを宿にメールで送る必要がありましたが、手数料はサービスしてくれました。現地での予約日時の変更等も宿の主人が窓口になって航空会社と交渉してくれたので非常に助かりました。ほとんどの宿で英語が通じるので、やりとりは英語でできます。 

・ リコンファーム

カトマンズ・ルクラ間の国内線は、原則前日にリコンファームが必要です。この点からも代理店等を通してチケットを買っておくと都合が良いです。行き帰りともに購入先に連絡すればリコンファームを代行してくれます。

なお、ルクラからの帰りの際はルクラ周辺の町のロッジで前泊したときにリコンファームをお願いすることもできます。もしくはルクラにある航空会社の事務所に直接行き、自分でリコンファームをする方法もあります。ただしルクラの事務所はなぜか閉まっていることも多いため現地で営業時間を事前に確認することは必須です。

・予約は片道か往復か

長期のトレッキングを計画している場合、体調や天候などにより予定が変わることは当然なので、ルクラからの帰りの航空券を予約するかどうかを迷います。この点、ネパールの国内線は空席がある限り、追加料金なしで柔軟に予約変更してくれますので、代理店を通してチケットを購入しているなど、予約の変更を適切に求めることができる状況であれば、最初から往復の予約をしてしまって問題ないと思います。

ちなみに、ナムチェで泊まった宿の主人いわく、ナムチェやルクラ周辺の宿でお願いして帰りの航空券を手配することは、空席さえあれば全く問題ないとのことでした。

なお、往復割引料金はなく単純に片道料金(2016年10月でUS$157)の2倍が往復料金です。

 国内線の搭乗体験記はネパールトレッキング 交通編③をどうぞ